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かびるん読書紀行

読書、歴史、文化、ファッションが好きな社長の読書記録。

木の葉のホームワーク

海外文学

 

これは、中学教師がかいた作品。

全米の児童書書店が子どもにぜひ読んでほしい本に贈る、

「2010年E・B・ホワイト推薦図書賞」を受賞してる。

 

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クロスカントリーに熱中していて、絵を描くことや

作品をつくることが好きな、ちょっと忘れっぽい女の子が主人公。

宿題を手伝ってくれる、友達のジグ。

先生の前ではまるで白雪姫、先生がいなくなると魔女のような意地悪ブロンドのビアンカ

こんな学校で、科学の宿題として木の葉集めを課されている。

でもそんなの、主人公には関係ない。

 

・・・と思っていたのだが。

木の葉集めの宿題をやらなければ、

クロスカントリーの大会に出られないことになってしまった。

 

期日は刻一刻と近づいてくるなか、一緒に暮らしている家族に変化があり、

両親にいらいらしたり、弟がうるさかったり。

なかなか宿題が進まない。

大好きなおばあちゃんは、最近もの忘れがひどくなっているよう。

 

木の葉集めを通して、主人公は一歩大人の階段をのぼる。

 

 

 

こ れ は・・・

 

なんとなく「海外の子どもが読む本ってどんなだろう」と思って

図書館でタイトルと表紙だけ見て借りたものだけど

 

こんなに良書だとは思わなかった。

 

泣いた。

泣いた。

それはもう、泣いた。

 

一晩で一気に読みきってしまった。

 

小中学生だけじゃない。

これは大人にも読んでもらいたい作品。

心がなんだか軽くなるような、そしていろいろと考えさせられるような、

忘れられない作品になりそう。

 

買って置いておきたいくらい!

 

 

「木の葉のホームワーク」

 

ケイト・メスナー 著

中井はるの 訳

 

講談社