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かびるん読書紀行

読書、歴史、文化、ファッションが好きな社長の読書記録。

日本が世界一「貧しい」国である件について

教育 世界 労働

久しぶりの良書に出会ったような感覚。

 

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日本人が自国の現状について「自分事」として捉えていないがために

日本は全然変わらない。

 

「政府が悪い」

「学校が悪い」

「誰々が悪い」

「環境が悪い」

 

いやいやそれ声を大にして問題提起しなかった自分らのせいだから!

 

とくに「学校が悪い」は最近のあるあるだけど、

教師は知的労働者であって、あれやこれやと身の回りの面倒を見てくれる

お手伝いさんではない。

 

「お客様は神様」文化の日

サービスを高めてきた日本 (この2点のせいでサビ残地獄になっている)

大企業と政府とメディアの繋がりが濃すぎる日本

「みんなといっしょ」の行動をすれば守られてきた日本国民

 

だからこそ、

してくれるのが当たり前

与えられるのが当たり前

になってしまっている。これが問題の核となる部分。

 

そして日本は、

「変わらなかった」ことが凋落の原因にもなっているということについて

海外の事例や、海外からの日本の評価をもとにつぶさに書いてくれている。

 

とくに私が問題視していて、私の会社から変えていきたいと思っている

教育と労働について詳しく書かれていたため、

私にはクリティカルヒットだった。

 

 

こういった良書を繰り返し読むのももちろんいいんだけど、

英語の論文など、海外が書いた日本についての話も読もうと思った。

 

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日本が世界一「貧しい」国である件について

谷本真由美

 

出版社:祥伝社

発売日:2016年4月13日